眠る猫と世界の形 再生時間 29分 制作年度 2003年 自然は、つねに美しく無駄のないパターンを繰り返す。例えば「球体」。しずくの一滴、くるりと丸まって眠る猫の姿、地球・・・。球体は、最も小さい表面積にして最大の体積を得る形だ。他にも、「120度」や「枝分かれ」、「フラクタル」など、自然は様々なパターンを使って環境に適応した姿となる。しかも、自然はいつもきまって、最もエネルギー消費の少ない手段で最大効果を得るための方法を見つけ出すのだ。番組では、一匹の猫の姿から始まり、自然の中に存在するパターンを鮮明な映像で次々と描き出し、平易な解説によって、自然界のデザインの美しさと、対称性、多様性を明らかにしていく。