全国こども科学映像祭受賞作品

(96)H28年度第15回優秀作品賞中学生部門『すごいぞ!菌の力~身近な菌を使って川をきれいにする~』

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再生時間:10分

制作年度:2016年

概要

【ねらい】
 『汚い川に納豆を入れるだけで川がキレイになる』というテレビ番組を見て、『納豆菌』以外にも汚い水をきれいにする菌はあるだろうか?とても興味が湧いたので、調べてみることにしました。苦労した点は、生ごみで腐敗された汚水を使ったため、悪臭とウジ虫などに悩まされました。また、事前調査とは異なる結果になることが多く思い通りに進まない中、新たな発見もあり、実験をすることの楽しさを学びました。最終的に、汚い水が透明で無臭になった時の感動は忘れられません。

【内容】
 『身近なもの』、『誰でも簡単に取り組むことが出来る』をテーマに、菌は一般的な食品から選定し、ろ過材は入手が容易な物を使用。ろ過器はペットボトルや塩ビ管を加工し、手軽に効率良く使える方法を考えた。更に浄化能力をあげるものを模索し、サプリメントや肥料などの栄養剤を添加することにいきついた。菌のみを使用した実験からはじまり、ろ過器やろ過材を設置したり、数種類の菌を組み合わせたり、栄養剤を添加するなど、不明点や疑問点をひとつひとつ解明していった。そして、酵母が高い水質浄化能力があることがわかった。ろ過材は炭などの多孔質材が初期浄化に適し、長期的にみると土などの微生物が多いものが良く、栄養剤はカルシウムを主成分とするものが微生物を活性化させ水質浄化に効果があることが判明した。

【入賞コメント】
 小学生の時に『汚れた川に納豆を入れるだけで川がキレイになる』というテレビ番組を見てとても驚きました。インターネットや図書館で様々な資料を調べているうち、菌(微生物)が持つ力に興味が湧き、自分自身で実験により確かめてみたくなりました。苦労した点は、生ごみを腐敗させた汚水を使用したため、悪臭とウジ虫などの虫に悩まされました。また、事前調査とは異なる結果になることが多く、思い通りに進まず何度も挫けそうになりました。しかし、新たな発見もあり、実験することの楽しさを学びました。最終的に汚い水が透明で無臭になった時の感動は忘れられません。これからも菌(微生物)が持つ大きな可能性を引きだす研究を続けていきたいと思います。

出演者名・所属機関名および協力機関名

制作者:佐久間香帆
学校名:岡崎市立新香山中学校3年(愛知県)