全国こども科学映像祭受賞作品 番組一覧

こどもたちが制作した科学ビデオのコンクール「全国こども科学映像祭」の文部科学大臣賞を含む受賞作品と表彰式の様子を紹介しています。

  • (91) H27年度第14回審査委員会特別賞『海の掃除機 アサリの力 パート6』

    (91) H27年度第14回審査委員会特別賞『海の掃除機 アサリの力 パート6』

    再生時間 9分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    三河湾特産のアサリを使った海水浄化システムを作るため、小学校3年生から6年間に渡って研究を続けてきた。その研究の成果と今後の課題を全国の人たちに知ってもらうために、この作品を制作した。
    【内容】
    1.これまでの成果
    ・アサリには高い海水ろ過能力があること
    ・アサリの活性が高まる塩分濃度、水温、明るさ
    2.直面している課題
    ・アサリが海水をろ過する過程には、水質の変化(pHの低下)が伴う
    3.課題を解決するために
    ・サンゴ砂によってpHの低下を防止できるか
    4.実験から見えたこと
    ・実験そのものはうまく行かなかったが、砂の有無でアサリの活性が違うようにみえた。
    ・追加実験により、砂がある方がアサリの活性が高まることが分かった。
    【入賞コメント】
    この度は素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。ぼくは小学校3年生から、このアサリの研究に取り組んできました。小学生の頃はうまく行っていたように思えた研究ですが、このところは予想と結果が食い違うことが多く、「どうして?」と悩むことも多いです。しかし、そんな状況の中から思わぬ発見をすることもあります。パートⅥとなる今回の作品の編集では、その辺りの様子も取り入れました。ぼくが最終的に目指すのは、「アサリを使った海水の浄化システム」ですが、ぼくが求めるものは、ただ単に海水をろ過するだけの仕組みではなく、水質そのものを向上させられるための、アサリを中心とした仕組みです。今後も研究に励んでいきます。

  • (90) H27年度第14回審査委員会特別賞『古代の光通信』

    (90) H27年度第14回審査委員会特別賞『古代の光通信』

    再生時間 10分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    鏡はきっと「権力の印」以外に使われていたことを証明したかったので、この実験をしました。
    【内容】
    鏡で光の通信が出来るかを実験しています。
    7cmの鏡だと2km、45cmの鏡だと30kmもとどきました。
    この結果を元に博物館の学芸員さんと意見交換しました。
    【入賞コメント】
    以前、友だちが古代鏡を使って測量実験をしました。それにあこがれて、去年、私も実験をしました。その研究で古代人は、鏡で光通信したのでは?と、思いました。そこで、これを確かめる研究をしました。研究内容は、1.古代鏡(7cm)でどのくらい光が届くか?2.日本一大きな銅鏡(46cm)の鏡では、どのくらい光が届くのか?3.実験ビデオを元に学芸員さんに自分の考えをぶつけてみることです。苦労したことは、ビデオ撮影のとき、車の窓ガラスに反射した光などが多くあり、鏡の反射した光を見つけるのが大変だったことです。楽しかったことはいつも会えない小呂島の友だちと光通信ができたことです。学芸員さんも、この研究を新しい説と言ってくれて、とてもうれしかったです。

  • (89) H27年度第14回佳作中学生部門『筋交いってそんなに強いの?』

    (89) H27年度第14回佳作中学生部門『筋交いってそんなに強いの?』

    再生時間 10分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    「すじかい」が「本当に効果があるか」疑問を持ち、自分たちで考えた強度実験を繰り返し行う。条件を少しずつ変えながら行った結果と考察から実証していく過程を見てほしい。
    【内容】
    自分たちで考えた実験方法で、少しずつ条件を変えながら実験を繰り返し、その有効性を検証し、条件による強度の違いを見出す。その結果を踏まえて、自分の身の回りを調べて見ると、「すじかい」が強度の特徴ごとに、用途別に多用されていることを知る。
    【入賞コメント】
    久しぶりに小学校に行くと、建物に柱が取り付けられていて、驚きました。聞くと、東海地震に備えるためだそうです。あのX印に、そんな力が本当にあるのか疑問に思い、確かめてみることにしました。
    実験で苦労したのは、鉛筆で家に見立てた立方体を作ることです。輪ゴムを巻く場所や回数が少しでも違うと、垂直に立ちません。また、実験の度に輪ゴムが緩んでしまうので、立方体を作り直すのにとても手間が掛かりました。でも、紙そろえ機の上で揺れている立方体を観察するのは、楽しかったです。
    初めて先輩の力を借りずに挑戦した編集作業は難しかったけれど、完成した時の喜びは、忘れられません。

  • (88) H27年度第14回佳作中学生部門『海の宝石 ウニの秘密 パート5』

    (88) H27年度第14回佳作中学生部門『海の宝石 ウニの秘密 パート5』

    再生時間 7分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    私の研究テーマは、「ウニの視覚」実はウニにも私たちと同じように視覚があるのです。この作品では、ウニに視覚があることだけでなく、大きさを見分ける力を持っていることや、何を使って物を見ているのかを分かってもらいたいです。
    【内容】
    1.「ウニには視覚がある」ことを、アルミ製のターゲット(目標物)に対してウニがどのように動くかから探った。
    2.「ウニには物の大きさを見分ける力がある」ことを、大小のターゲットに対するウニの動きの違いから探った。
    3.「ウニは何を使って物を見ているか」を、トゲに着目して探った。
    【入賞コメント】
    ウニの研究でいちばん苦労するのは、ウニを手に入れることです。ここ数年、三河湾のサンショウウニが減っています。去年などはウニが手に入らず、研究を中断するはめになってしまいましたが、今年は母の知り合いの助けもあり、何とかウニを手に入れて研究を再開することができました。世の中には、ウニのおいしさや食べ方について書かれた本は多くありますが、ウニの視覚について書かれた本はなかなかなく、この5年間は手探りで研究を続けてきました。今年から中学生になり、英語も勉強し始めたので、これからは英語の論文なども参考にして、ウニの秘密をさぐっていきたいです。この度は素晴らしい賞をいただき、本当にありがとうございました。

  • (87) H27年度第14回佳作小学生部門『モンシロチョウ』

    (87) H27年度第14回佳作小学生部門『モンシロチョウ』

    再生時間 8分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    モンシロチョウのふ化やからだのつくりなどを顕微鏡などを使って観察したところと、天敵のアシナガバチがアオムシをおそうところ。
    【内容】
    モンシロチョウが卵から、幼虫、サナギ、成虫と成長していくようすを観察記録したもの。
    【入賞コメント】
    このビデオはモンシロチョウの一生と体のつくりを観察したものです。ぼくは、はじめキャベツ畑のアオムシがモンシロチョウの幼虫だということを知りませんでした。そんなぼくにおじいちゃんは卵からアオムシが生まれるところや、サナギが羽化するところを見せてくれました。苦労したことは、休みはいつも観察を続けなければならなかったことです。
    大変だったけどアオムシが無事モンシロチョウになったときは、とても嬉しかったです。顕微鏡をはじめてつかって、羽を拡大したり、目のつくりを観察するのは難しかったけど、そのはたらきがよくわかってよかったです。
    これからもいろいろな生きものの観察をしていきたいです。

  • (86) H27年度第14回佳作小学生部門『葉っぱは緑色』

    (86) H27年度第14回佳作小学生部門『葉っぱは緑色』

    再生時間 8分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    葉っぱが緑色に見えるわけと光合成に使われる光の色を調べる実験のようす。
    【内容】
    光の三原色のうち赤色と青色の光は葉っぱに吸収されて光合成につかわれることや、緑色の光が反射したり、透過して緑色に見えることを実験によってたしかめる。
    【入賞コメント】
    ぼくは三原色について調べるうちに、葉っぱがなぜ緑色をしているのかという疑問がわいてきました。
    おじいちゃんや科学館の先生に聞いてみると、葉っぱの細胞の中にあるクロロフィルという物質が赤色と青色の光を吸収して光合成をしていることや、緑色の光はそのまま通りすぎたりしていることが分かりました。
    苦労したのが、どの光が光合成に使われるのかを調べる実験でしたが、発生する酸素の量で調べるとうまくいったときはうれしかったです。これからは、紅葉した葉や紫色の葉についても調べてみたいと思っています。

  • (85) H27年度第14回優秀作品賞中学生部門『ビンから出る音の秘密』

    (85) H27年度第14回優秀作品賞中学生部門『ビンから出る音の秘密』

    再生時間 10分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    これまでの2年間、科学部として活動してきた内容をまとめて映像にしています。先輩との楽しい思い出や大変だった実験がたくさん詰まったDVDです。
    【内容】
    ビンから出る音には「ト音」「ク音」に加え、「ン音」があることがわかりました。それぞれの音を実験を工夫することにより、数値にしたり、カメラ映像にして確認したりしながら、科学的に検証し、その原因や音のしくみを明らかにしています。
    【入賞コメント】
    このDVDには、3年間の想いが込められています。先輩たちと一緒にやった実験の思い出や、仮説が検証されたときの感激もすべて。また、やり方が不備でせっかく終わった大量の実験が、やり直しになったこともありました。それでも真実に近づいている確かな何かを頼りに、この3年間研究を続けることができました。世界初のハイスピードカメラ映像や、考え方の転換をはかりながら行った研究結果も誇れるものです。しかし、先輩たちとともに科学部みんなで作り上げた歴史がぼくたちの最大の誇りです。今年度の大内中のテーマは、「発信」。お世話になったたくさんの方々へ、感謝の心とともにこれを発信します。

  • (84) H27年度第14回優秀作品賞中学生部門『なんとかして ヤンバルトサカヤスデ』

    (84) H27年度第14回優秀作品賞中学生部門『なんとかして ヤンバルトサカヤスデ』

    再生時間 10分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    八丈島ではヤンバルトサカヤスデが大発生し、島民の方々が困っている。そこでサイエンス部で対策を考え、家への侵入を防ぐ方法を考えた。人とヤンバルトサカヤスデが共存できる工夫をしていくことがねらいである。
    【内容】
    ヤンバルトサカヤスデの生態を実験・観察を行い、調べた。その生態からヤンバルトサカヤスデの対策を見出せた。ヤンバルトサカヤスデは5N以上の力で押すとにおいを発生することが確認でき、その好む環境も解った。ヤンバルトサカヤスデの習性を利用すれば、不快な思いをせずに共存できると考えた。
    【入賞コメント】
    この度は、優秀作品賞をいただきありがとうございました。この研究は、今年から始めた研究なのですが、このような名誉ある賞をいただき大変嬉しく思っております。
    ヤンバルトサカヤスデは、近年、八丈島で大量発生し、島民の方々がとても困っています。そこで、サイエンス部で対策を考えようと思い、生態を調査しました。最初はヤスデを扱うのに抵抗がありましたが、調査をしていくうちに抵抗がなくなり愛着が湧きました。ヤスデの実験観察を進めていく中で、ヤスデの多様な生態が確認でき、少しずつ対策も考えられるようになりました。私たちが、考えた対策を島民の方々に知ってもらえるように、今後も研究を続けていきたいと思います。

  • (83) H27年度第14回優秀作品賞小学生部門『こっぱミジンコ?』

    (83) H27年度第14回優秀作品賞小学生部門『こっぱミジンコ?』

    再生時間 10分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    ・体を観察してミジンコの体を調べる。
    ・ミジンコの生活、生態について知る。
    【内容】
    ミジンコとはいったい、どんな生きものなのか。そして、私たちの家の近くにもすんでいるのか調べました。
    【入賞コメント】
    メダカのえさになる生き物として初めてミジンコを知りました。「小さなゴミのような生き物なのか」ということを知りたくて、研究を始めました。
    大変だったのは、さつえいするのにちょうどいいミジンコを、たくさんいる中から探し出すことでした。また、田んぼの土に水を入れて、そこから生まれてきたミジンコもとても小さくて、やはり探し出すのに苦労しました。でも、きれいに光るウミホタルを見たり、ミジンコについてくわしくなれたので、よかったです。
    これからも、ミジンコが食べ物を食べるところなど、よく見ることができなかったことを観察して、ミジンコは「美神子」なんだということを、みんなに広めていきたいです。

  • (82) H27年度第14回優秀作品賞小学生部門『光るきのこはなぜ光る?』

    (82) H27年度第14回優秀作品賞小学生部門『光るきのこはなぜ光る?』

    再生時間 10分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    八丈島にある珍しい光るキノコがなぜ光るのかという謎の解明に挑戦すると共に、その魅力を伝えることをねらいとしました。
    【内容】
    八丈島は光るキノコで有名ですが、まだわかっていない謎がたくさんあります。いくつかの仮説を観察と考察を通して検証し、光るキノコの発光意義について考えてみました。
    【入賞コメント】
    初めての挑戦で、受賞したと聞いておどろきました。映像に使う絵をみんなで描くのがたのしかったです。観光客へのアンケート調査では、お客さんが光るキノコについてどう思っているのかよくわかり、面白かったです。一方、録音のときにかぜぎみでうまくナレーションできなかったことや、夜暗くて足場の悪い森の中にトラップを仕掛けに行ったことなど、大変なこともありました。家で光るキノコの観察日記を書いていたとき、妹がひっくり返してしまい、キノコが全部つぶれたこともありました。こんな失敗もあったので、受賞がとてもうれしいです。光るキノコだけでなく、私たちはふしぎに思うことがたくさんあります。これからも色んな謎を解明したいです。

  • (81) H27年度第14回文部科学大臣賞中学生部門『青ヶ島の見え方の研究~古来からの島の伝承の真相を探る~』

    (81) H27年度第14回文部科学大臣賞中学生部門『青ヶ島の見え方の研究~古来からの島の伝承の真相を探る~』

    再生時間 10分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    「青ヶ島の大きさがどうして変化するのか」「どうして大きく見えると雨が降るのか」を解明するとともに、青ヶ島や水平線の見え方から見える範囲(視界)の変化についても調べる。
    【内容】
    毎日の青ヶ島観察から、青ヶ島が大きく見えると、雨が降る確立が高いことが分かり、伝承が正しいことが立証できた。青ヶ島が大きく見えるのは、光が屈折するためだと考え、水槽の中に水か油を入れて、実験を行い、屈折率の違いで消える大きさが変わることを確かめた。
    実験や観測結果から、性質の異なる空気がぶつかると、大気が不安定になり、次の日に雨が降りやすくなるのだと解明できた。出来るだけ分りやすく工夫して、映像作品にした。
    【入賞コメント】
    この度は、素晴らしい賞を受賞させていただきありがとうございます。今回の研究は、3年目で1・2年の研究で生まれた疑問「なぜ青ヶ島が大きく見えるのか」「なぜ青ヶ島が大きく見えると、雨が降りやすくなるのか」の解決にとりかかりました。
    3年間の観測で、「青ヶ島が『大きく』見えると雨」という言い伝えは、71%の確率で当たっていることが分かりました。青ヶ島が大きく見える理由は、八丈島と青ヶ島の間で、性質の違う空気がぶつかり、屈折率に差が出るためだと考え、実験で立証しました。性質の違う空気がぶつかると、前線が発生し、雨が降りやすくなるのです。島に伝わる伝承を科学的に証明できて、嬉しかったです。今後研究を拡げたいです。

  • (80) H27年度第14回文部科学大臣賞小学生部門『山にかかる雲と天気の関係パートⅡ 剱岳のレンズ雲』

    (80) H27年度第14回文部科学大臣賞小学生部門『山にかかる雲と天気の関係パートⅡ 剱岳のレンズ雲』

    再生時間 10分 制作年度 2015年

    【ねらい】
    私はこれまで2年間毎朝山の写真を撮ってきましたが、レンズ雲ができると、そのあとの天気は悪くなることが多いようです。
    どのような天気図のときにレンズ雲ができるのか、またレンズ雲ができると天気はどのように変わるのかを理解してほしいと思います。
    【内容】
    2013年10月8日、剱岳にかかるレンズ状の雲を見たことがきっかけで、山にかかる雲と天気の関係を研究しようと思いました。『立山・剱岳 山の天気とことわざ』という本には、レンズ雲ができると天候が悪化しやすいと書いてあります。私は、毎朝剱岳の雲の写真をとり、天気図や天気の記録と照らし合わせて、気づいたことをまとめました。その結果、発達した低気圧が日本に近づき、南風が富山に吹き込むときに、レンズ雲が現れやすいことが分かりました。また、動画をとってその映像を早送りすると、レンズ雲の形の変化やどのような風向きの時にできやすいのかが分かりました。
    【入賞コメント】
    この作品は、剱岳のレンズ雲と天気の関係の自由研究をまとめたものです。きっかけは、台風が近づいた2013年10月8日に剱岳の上にレンズの形をした黒い雲を見たことです。ある日、お父さんが借りてきた『立山・剱岳 山の天気とことわざ』という本には、レンズ雲は天候悪化を知らせる雲と書いてありました。そこで、レンズ雲が現れると天気がどのように変わるのか、どのような天気図の時にレンズ雲ができるのかを調べようと思いました。山の写真をとり、天気を記録するのを毎日続けることが大変でした。でも、レンズ雲や天気についてくわしく知りたかったので頑張りました。剱岳の上にはいろいろな雲がかかるので、これからも山にかかる雲と天気の関係について調べていきたいです。

  • (79)「第13回全国こども科学映像祭」表彰式

    (79)「第13回全国こども科学映像祭」表彰式

    再生時間 9分 制作年度 2014年

    小・中学生の子供たちが制作する科学映像の作品コンクール「第13回全国こども科学映像祭」の表彰式が2014年12月14日(日)に北の丸公園内の科学技術館で開催されました。今年は全国から112点の応募があり、その中から選ばれたすぐれた作品に文部科学大臣賞他、優秀作品賞、佳作、特別賞が贈られました。受賞者の喜びの声や審査委員長インタビューを様子を交えて、表彰式の様子をお伝えします。

  • (78)H26年度第13回佳作中学生部門『20年間続いている古見小のチョウ観察』

    (78)H26年度第13回特別賞小学生部門『20年間続いている古見小のチョウ観察』

    再生時間 7分 制作年度 2014年

    【ねらい】
    平成6年から20年間、継続して「チョウの観察と保護」に取り組み、全校体制で生活科及び総合的な学習の共通テーマとして、「豊かな感性と生きる力の育成を目指して~「チョウ」の観察活動をとおしてチョウ博士になろう~」を設定し、西表のチョウの観察と保護に努めてきました。
    活動は、毎週水曜日の朝、校内の観察する食草を決め、チョウの卵、幼虫、さなぎを調査し、生活科や総合的な学習の時間にまとめています。
    【内容】
    沖縄県の南端にある西表島のチョウについて、20年間続いている「チョウ観察」について、全校生徒でまとめ、映像化しています。一年生はクイズを考え、高学年は、データーをまとめ、映像化しました。
    観察してわかったことは、一時期にだけ見ることができたチョウや、1年中見ることができるチョウがいたことや前週まで数が少なかったのに急に増えたり、とても多かったのに急に数が減っていたりと、一週間で数が変わることが分かりました。
    また、チョウの観察から環境教育へ発展し、ゴミ0運動・リユース会・無農薬稲作学習・干潟生き物観察会・小中合同バードウォッチング会などの環境教育活動も活発に行っています。
    これからも西表の自然豊かな環境の素晴らしさを大切にし、自然と共存した地域を築くように願い、調査研究を進めたいと思います。
    【入賞コメント】
    私たちの学校では20年間継続して「チョウ観察」に取り組んでいます。毎週一回、15分間、グループごとに、卵・幼虫・さなぎの数を数えて、校内のチョウ食草マップをもとにした表にまとめています。この作品は多くの卒業生と私たちの観察活動のまとめとして作りました。数を数えるのは大変だけど、自分のグループが調べているチョウがたくさん羽化して増えていると、とてもうれしいです。オオゴマダラというチョウは顔の動きがおもしろいのでをiPadで撮影して、動きをスローにして観察しました。嵐の日や寒い日は、卵や幼虫、さなぎを探すのはちょっと苦労するけど、グループで観察すると楽しい気持ちになるので、これからも西表島に住むチョウをみんなと一緒に観察して、まとめていきたいと思います。

  • (77)H26年度第13回佳作中学生部門『海の掃除機 アサリの力 パートⅤ』

    (77)H26年度第13回佳作中学生部門『海の掃除機 アサリの力 パートⅤ』

    再生時間 8分 制作年度 2014年

    【ねらい】
    ぼくは小学校の3年生から、アサリの研究に取り組んできました。最終的には、アサリを使った汽水浄化システムをつくることを目標にしています。研究に取り組む中で、ぼくは、アサリの海水浄化能力が発揮される条件を見つけてきました。
    しかし、これまでの研究は、すべて海水の「濁り」、つまり「見た目」を測定してきたにすぎません。アサリも生物だから、生きる上で周囲に何らかの影響を与えているはずです。今回の研究は、アサリが海水の濁りを取る過程において、目に見えない「水質」にはどのような影響を与えているのかに焦点を当て、海水浄化システムを作り上げる上での問題点を見つけることをねらいとしています。
    【内容】
    ・これまでの研究の経緯
    ・解明してきたことの整理
    ・アサリが海水をろ過する過程における、水質の変化を調べる実験
    ・結果のまとめ
    ・研究の将来について
    【入賞コメント】
    この度は過分なる賞をいただき、ありがとうございます。この作品は、僕にとって5本目の「アサリ」に関するビデオ作品となります。ぼくは現在、アサリを使った海水浄化システムを作り上げるための研究を続けています。小学生だった昨年度までは、そのための基礎データを取ることを目的に研究をしていましたが、その過程で、「海水が透明であること」=「浄化されている」ことに本当になるのだろうかという疑問に突き当たりました。その疑問に基づいて行ったのが今年の研究です。これからも研究を続け、中学校を卒業するまでには完成させたいと考えています。ぼくの作品を見て、アサリの「味」だけでなく、能力に興味を持ってくれる人が増えるとうれしいです。