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(21)万年筆ができるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは万年筆。
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(20)セロハンテープのできるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマはセロハンテープ。セロハンテープは、4つの層からできている。一番上は粘着剤がつかないようにする剥離剤。2番目が木屑から作られているセロハン、3番目がセロハンと粘着材がつかないようにする下塗り材、4番目が物にくっつく粘着剤だ。粘着剤は天然ゴムや、数種類の樹脂、老化防止剤からできている。4層のセロハンテープを作ったあと、製品として出荷する大きさと長さにカットする。
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(19)ミシンができるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマはミシンです。
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(18)時計ができるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは時計です。
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(17)自動車ができるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは自動車。自動車の外側は特殊な鋼板で作られている。この鋼板を切り取り、プレスして屋根、フロア、サイドなどの部品を作る。これをワンパックマシーンと呼ばれる一体成型溶接機で、一挙に車の形にする。この後自動溶接機で、800カ所もの溶接を行い車のボディーを作る。下塗り、中塗り、上塗りと8時間もの時間をかけて塗装された後、車は組立ラインに送られる。このラインで、エンジンやタイヤ、ガラス、シートなどが次々に取り付けられ完成する。最後に様々な検査を行い、国内外に出荷される。
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(16)アルミ缶のリサイクル
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマはアルミ缶。アルミ缶は何度でもリサイクルが可能で、現在約75%のアルミ缶がリサイクルされている。アルミ缶は集められた後、細かく刻まれるなどして、まわりの印刷やゴミが取り除かれる。その後溶かされる。ここで別工場で再び溶かされてスラブと呼ばれるアルミの固まりになる。スラブをのばしてアルミ板にする。このアルミ板から、カップ状に打ち抜かれ、のばされてアルミ缶の形に整えられる。仕上げにまわりに印刷を施し、中に塗料を塗れば完成。飲料メーカーへと出荷される。
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(15)発泡スチロールトレーのリサイクル
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは発泡スチロールトレー。リサイクルが呼びかけられているモノのひとつ。トレーは色物と白い物を選別、よく洗ったあと、細かく砕かれる。そして200度の熱で溶かされ、ペレットと呼ばれる米粒大の原料になる。その原料に再び熱を加えて発泡させ、圧力を加えて発泡スチロールの平板にする。両側にフィルムをコーティングし、トレーの形にプレスする。
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(14)くつ下ができるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマはくつ下。原料となる糸は500種類にも及ぶ。編み立て機で釜を回転させながら筒状に編み上げていく。機械は24時間作業し続け1日に150足製造される。編み上がったくつ下はつま先が開いていて、丈夫にするため2度縫いされる。刺しゅう工程では、機械にパンチテープの刺しゅうデザインをコンピューターに読み込ませて自動的に機械で刺しゅうされる。その際、刺しゅうの裏に和紙をあてることによって生地を安定させ、糸もほぐれない工夫がなされている。ヒートセット工程では、105℃から125℃の蒸気でプレスし、規定寸法の形に仕上げられる。こうしてできたくつ下は、伸び具合やつま先、かかとに不良がないかなどあらゆる検査を受けた後、私たちのもとへ届けられる。
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(13)ピアノができるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマはピアノ。基本的にピアノは、本体となる響板フレーム、フレームに張る弦、鍵盤、アクション部と、それを支える木枠からなる。それを一つ一つ組み合わせていく。学校や家庭で触れる機会の多いピアノには、伝統の職人技とハイテクとが入り交じっている。最後に、良い音色を奏でるためのテストや調律・整音などを行う。こうして一台のピアが完成し、私たちのもとに届く。
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(12)口紅ができるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは口紅。一色の口紅を作る原料は粉末・液体・固体など約26種類。原料は主に色合いを出す粉末原料(パール剤)、保湿剤の役割をする液体原料(植物性オイル)など。これらを固めるワックスと呼ばれる液体と一緒に高温(80℃~90℃)で混ぜ合わせて口紅を作る。オジーブと呼ばれるカタに流し込み、急激に-15℃で冷却することによってきれいな形が作られる。急激に冷却した際に出来てしまう空洞は収縮孔(しゅうしゅくこう)と呼ばれ、口紅の充填口から温風を吹き付けて穴をふさぐ。こうしてできた口紅は、重量、外観、使用感、香りなどあらゆる検査を受けた後、私たちのもとへ届けられる。
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(11)レンズ付フィルムのリサイクル
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは使い捨てカメラのリサイクル。レンズ付きフィルムはほぼ100%リサイクルされます。まず、フィルムを抜き取り専用のリサイクル工場へ運び込まれる。フルオートメーションの機械で機種別に選別。電池などを外した後、分解する。レンズ、ストロボ部分、本体部分は再利用するので、それぞれ検査課程にまわし、新たな部品として適正かどうか判断する。カバーのプラスチック部分は細分化し、ペレットに作り替える。これをもう一度成形し直し、新しいカバーを作る。こうして集まった部品を組立直し、新しいレンズ付きフィルムに再び生まれ変わる。
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(10)雑誌ができるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは雑誌。出版社から届くレイアウトの原稿から、活字や写真、絵などをコンピューター上で再現して印刷用の「版」を作る。最近の雑誌の多くは「オフセット印刷」。これは、水と油が反発するのを利用した方法。字の部分だけ油がのるようにした刷版(印刷用の版)に、油性のインクをのせる。コンピューター上で作られた版を黒、青、赤、黄の4色に分割してフィルムに出力。試し刷りなどを経て、印刷工程に送られる。そして1分間に1000回転という時速40キロの高速で印刷していく。16ページを1枚に印刷し、それを折り畳んで順番に重ねて製本。その後、背中を針金で綴じて、いらない部分をカットしてできあがる。
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(9)アルミなべのできるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマはアルミなべ。原料はアルミニウム板。丸いアルミニウム板を打ち抜き、丸みを持たせ、縁を削り、形を整えていく。メッキ加工のような表面処理はせず、アルマイト(陽極酸化皮膜)と言う表面処理を行う。この処理は硫酸などの電解液の中で電気処理することにより、アルミニウム自体を急速酸化させて耐食性、対磨製に優れた膜をつくり出す。
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(8)板ガラス・鏡ができるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回工程をごしょうかいする製品は、板ガラス・鏡です。
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(7)段ボール箱のできるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは段ボール箱。古紙から段ボール紙を作るまでと、紙から段ボール箱を作るまでの二つの工程を紹介する。段ボールの原料は99%古紙。新聞や雑誌、段ボールくずなどがリサイクルされている。この古紙をお湯で溶かし、ドロドロにする。紙以外の異物を様々な方法で除去する。この材料を高速で走るベルトコンベアーの上に均一に吹き付けていく。段ボールは丈夫さが要求されるため、3~6層に材料を重ねて厚くし乾燥させる。この紙を凹凸のついたローラーで折り曲げ、それに上紙と下紙を張り付けて段ボールの形にカットしてから糊付けし塗装して完成。
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(6)鉛筆のできるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは鉛筆。芯と軸を作る工程を追う。鉛筆の芯は黒鉛と粘土からできている。黒鉛と粘土をよく混ぜたものに圧力をかけ、水鉄砲のように押し出して細い芯にする。高温(1100度)で焼き固め、油につけることで強くてなめらかな芯になる。鉛筆の軸はインセンスシダーと呼ばれるヒノキ科の木からできている。一枚の板に9本の溝を彫り、そこに芯を入れる。その板に上板をかぶせて切り離せば鉛筆の出来上がり。
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(4)清涼飲料のできるまで~ミルクティー~
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、清涼飲料。その中でミルクティーのできるまでを追う。実際に紅茶を煎れるのと同じように大きなポット状のもので紅茶の葉から抽出する。大きな茶葉は網状のもので取り、残った細かい茶葉も遠心力を利用した分離機でのぞく。缶の場合は中身をつめた後、容器ごと殺菌処理をする。ペットボトルの場合、先に高温殺菌をしてから無菌の部屋の中で容器につめる。賞味期限の印字、量のチェック、箱詰めと全てオートメーションでおこなわれている。
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(3)一眼レフカメラのできるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは一眼レフカメラ。一眼レフカメラは1000点以上の部品から構成されるが、あらかじめそれらの部品を50位のユニットごとに組み立てていく。最終的に組み立てる前に部品を作っていく。今回映像で作り方を見せている部品は、メイン基板、ファインダースクリーン、ファインダーカバー、レンズと本体をつけるためのバヨネット。最終的に前板部と後ボディー部の2つに組み立て、手作業で200カ所以上ものはんだ付けをして完成する。
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(2)マヨネーズのできるまで
再生時間 15分 制作年度 1998年シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回の取材はマヨネーズ。取材先はキューピー㈱・五霞(ごか)工場。卵によって水と油が分離せず、しかも長期間保存が利くマヨネーズの秘密を探る。○マヨネーズの原料ってなんだろう? マヨネーズの原料は新鮮な卵。毎日産みたての卵が工場に運ばれてくる。○卵は誰が割るの? オートメーションできれいに洗われて殺菌された卵は、1分間に600個割ることができる機械で自動的に割られ、卵黄と卵白に分けられる。○マヨネーズの原理 水と油は混ぜてもドレッシングのように分離してしまうが、マヨネーズは卵の働きで、水と油を混ぜたまま保存できる。○どうやってチューブに詰めているの?・・・等々