海からのおいしい贈り物

(38)冬の味覚・マダラの資源回復に挑む -石川県・能登半島-

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再生時間:14分

制作年度:2007年

概要

日本近海で漁獲される「太平洋マダラ」。人工種苗の生産技術開発と、放流~追跡調査による生態解明に取り組んでいるのは(独)水産総合研究センターの能登島栽培漁業センター。能登島近海に産卵場があり、内海の七尾北湾で育った孵化仔魚は春になると低水温の富山湾に移動して成長する。マダラは冷水性魚類で3℃の水温を好む。この水温がライフサイクル・回遊・生息域に大きな役割を果している事がわかってきた。番組では人工孵化させた仔魚の飼育から、放流後の追跡調査も交えながらマダラ研究の現在を紹介する。仔魚を狙うアイナメ等の小型・魚食性魚類の胃袋調査(マダラの耳石探し)は興味深い。「鱈腹食べる」の語源となったほど貪食する「食物連鎖の頂点」・マダラも、仔魚段階では、多くの天敵に狙われていたのである。

出演者名・所属機関名および協力機関名

手塚信弘 主任技術開発員((独)水産総合研究センター・能登島栽培漁業センター),(独)水産総合研究センター・能登島栽培漁業センター